検討ボード
この手を判定中…
思考中…
対局の解析
判定済み 0 / 9 手手を進めるたびに、その局面と1手前を解析します。グラフと悪手の印は解析した手から埋まっていきます。
検討ボードでできること
盤上で駒を動かすと、その局面を将棋エンジン(Fairy-Stockfish)が読み、評価値と候補手を表示します。対局が終わったあとの振り返りや、定跡・終盤の研究に使えます。登録やインストールは不要です。
使い方
- 棋譜を用意する。 「読み込み」を押して棋譜を貼り付けるか、ファイルを開きます。この盤で直接指していっても構いません。オンライン対局やコンピュータ対局の終局画面にある「検討」からは、その対局がそのまま開きます。
- 気になる局面で止める。 指し手一覧の手を押すか、パソコンなら ← → キーで1手ずつ動かします。候補手の数は「候補手」で1〜3から選べます。
- 別の手を試す。 盤上で駒を動かすと、そこから変化が始まります。評価値がどう変わるかを見比べれば、どちらの手が良かったかがはっきりします。
- 1手ずつ進める。 進めた手はその場で判定され、グラフの山や谷から形勢が動いた手が分かります。グラフを押すとその手へ移動し、「前の悪手」「次の悪手」で判定済みの悪手だけを順番に確認できます。
解析は1局面あたり1秒前後の短い読みです。難しい終盤や長い詰み筋では、エンジンが最善手を見落とすこともあります。結論を出す前に、自分でも手を動かして確かめてください。
評価値の読み方
評価値は先手から見た形勢です。プラスなら先手、マイナスなら後手が有利で、0に近いほど互角です。「+1.50」のように100分の1を単位とした小数で表示します(多くの将棋ソフトの整数表記「+150」に当たりますが、尺度はエンジンごとに異なります)。詰みが見えているときは「+#5」(先手に5手詰)、「−#3」(後手に3手詰)のように手数で表示します。
ただし、評価値の尺度はエンジンごとに異なります。ほかのソフトや中継の数値とそのまま比べるより、勝率の目安として読むほうが実戦の感覚に合います。このサイトでは次の換算で形勢を見ています(評価値バーも同じ換算です)。
| 評価値 | 先手の勝率の目安 | 形勢の目安 |
|---|---|---|
| ±0.50 | 約52% | 互角 |
| +1.00 | 約55% | 互角〜先手やや有利 |
| +3.00 | 約65% | 先手有利 |
| +5.00 | 約73% | 先手優勢 |
| +8.00 | 約83% | 先手優勢〜勝勢 |
| +10.00 | 約88% | 先手勝勢 |
序盤の±1.00前後の差は、指し方ひとつですぐに埋まる程度のものです。一方、終盤は玉の固さや持ち駒ひとつで数値が大きく動きます。数値が急に跳ねた手は、詰み筋や大駒の取り合いが絡んでいることが多いので、読み筋まで確認しておきましょう。
悪手・疑問手の基準
解析では、指した手の前後で勝率の目安がどれだけ下がったかを見て印を付けます。評価値の差そのものではなく勝率で比べるのは、同じ差でも互角の局面と大差の局面では意味が違うからです。
| 印 | 呼び方 | 基準(指した側の勝率の低下) |
|---|---|---|
| ?! | 緩手 | 5ポイント以上 |
| ? | 疑問手 | 10ポイント以上 |
| ?? | 悪手 | 15ポイント以上 |
たとえば互角(0.00)の局面で−2.50になる手は、勝率が約50%から約38%へ12ポイント下がるので疑問手です。ところが+15.00の局面で+12.50になる手は、約95%から約92%へ3ポイントほどしか下がらないため印は付きません。勝っている局面では、多少遠回りでも安全な勝ち方が許されるということです。
エンジンの最善手と同じ手には印を付けません。詰みがあったのに逃した手は「詰みを逃した」と表示し、正しい詰み手順の最初の手を示します。
- 正確度
- 1手ごとの勝率の低下を0〜100%の点数にして、判定した手について平均したものです。悪手が1つあるだけでも大きく下がります。
- 平均損失
- 1手あたりに失った評価値の平均です(詰みは10.00として計算)。小さいほど最善に近い手を指しています。
詰めろの表示
詰めろとは、相手がこのまま何もしなければ次に詰む状態のことです。王手ではないので見落としやすく、終盤の逆転負けの多くはこれが原因です。
検討ボードは、手番の側が仮に1回パスした場合に相手から詰みがあるかを調べ、あれば「詰めろ:▲2二金 から3手詰」のように表示します。この表示が出たら、まず受けるか、相手玉を先に詰ます(または王手で迫り続ける)必要があります。
どう受けても詰めろを解除できない状態を必至といいます。必至をかけられたら、相手玉を詰ます以外に勝ち目はありません。必至の考え方は講座の「必至」や、詰将棋の必至問題で練習できます。
貼り付けられる棋譜の形式
「読み込み」に貼り付けると、形式は自動で判別されます。ほかの対局サイトや将棋ソフトから書き出した棋譜も、次のどれかの形式なら読み込めます。
| 形式 | 特徴 | 書き方の例 |
|---|---|---|
| KIF | 日本の将棋ソフト・棋譜サイトで最も広く使われる形式。変化とコメントも読み込めます。 | 1 7六歩(77) |
| CSA | コンピュータ将棋協会の形式。先後の記号と移動元・移動先・駒名を英字で書きます。本譜のみ読み込みます。 | +7776FU |
| USF | PlayShogi 由来のテキスト形式。変化・コメント・矢印を1つにまとめられ、変則将棋にも使えます。 | USF:1.0 |
| SFEN | 局面を1行で表す形式。後ろに「moves 7g7f 3c3d」のようにUSI形式の指し手を続けられます。 | lnsgkgsnl/1r5b1/… b - 1 |
よくある質問
検討ボードは無料ですか? ログインは必要ですか?
無料で、ログインしなくても使えます。ログインが必要なのは、解析した棋譜をマイ棋譜に保存するときだけです。
将棋ウォーズや81道場の棋譜も検討できますか?
KIF または CSA 形式で手に入る棋譜なら、どのサイトのものでも「読み込み」に貼り付けて検討できます。ファイル(.kif / .csa)を直接開くこともできます。
ほかの将棋ソフトと評価値の数字が違うのはなぜですか?
評価値の尺度はエンジンごとに違うためです。数字の大きさを比べるより、プラスかマイナスか、勝率の目安でどちらがどれくらい良いかを読むようにしてください。
悪手の印が付いたのに、実戦では勝てました。判定は間違いですか?
印は「その局面での最善手と比べてどれだけ損をしたか」を示すもので、勝敗を予言するものではありません。相手が正しく咎めなければ悪手でも勝てますが、同じ手を繰り返すと強い相手には通用しなくなります。
解析した局面を友達に見せるには?
「リンクをコピー」で、開始局面と手順を含んだURLが作られます。そのURLを開くと同じ局面から検討を続けられます。