練習問題:やさしい1手詰
やさしい1手詰50問の練習セットです。持ち駒や盤上の駒で王手をかけ、一手で詰ませる形を探します。
問題で練習
「やさしい1手詰」の50問で、学んだことを確かめましょう。
1手詰の基本の形
1手詰は、王手を1回かけてそのまま詰ませる問題です。答えを探すときは、次の3つを順に確かめると見落としが減ります。
- 王手になる手を全部挙げる。 持ち駒を打つ手、盤上の駒を動かす手、成る手と成らない手を分けて数えます。
- 玉の逃げ道を数える。 玉の周り8マスのうち、空いていて攻め方の駒が利いていないマスが1つでもあれば詰みません。
- 王手した駒が取られないか確かめる。 玉の隣に打った駒は、味方の駒が利いていないと玉に取られます。
この練習問題50問には、実戦でもよく出る詰みの形がそろっています。代表的な6つを、問題図と答えで確認しておきましょう(盤の図を押すと、その問題を解く画面が開きます)。
頭金(第4問)
玉のすぐ前(頭)に金を打つ、もっとも基本の詰み形です。▲5二金と打つと、金が4一・6一・4二・6二をすべて押さえ、5三のと金が5二の金を支えているので玉は金を取れません。
尻金(第9問)
玉の後ろ(尻)から金を打つ形です。▲1二金と打つと、金が1三の玉に王手をかけ、2一の龍が金を支えながら2筋の2二・2三・2四を縦に押さえます。1四には相手自身の馬がいて逃げられません。
頭銀(第13問)
金でなく銀で詰ます形です。▲1四銀と打つと、1五の歩が銀を支え、3三の銀が斜めに2二と2四を押さえます。玉の逃げ道の1二には相手の金、2三には相手の歩がいて、自分の駒で逃げ道がふさがっています。
龍で詰ます(第30問)
▲2四龍と龍を玉の真横に寄せます。龍は縦横に加えて斜め1マスにも動けるので、1五・2五・2三をまとめて押さえ、3五の金が龍を支えます。1三の桂は相手の駒ですが、玉の逃げ道をふさぐ壁になっています。
突き歩詰め(第46問)
持ち駒の歩を打って詰ませるのは「打ち歩詰め」という反則ですが、盤上の歩を突いて詰ませるのは反則ではありません。▲1三歩成とと金を作ると、と金は金と同じく横の2三にも利き、3一の馬がと金を支えます。成らずの▲1三歩では2三に逃げられて詰みません。
両王手と桂の不成(第28問)
▲2三桂不成と跳ねると、桂が1一の玉に王手をかけると同時に、桂の後ろにいた1七の香の筋が通って香でも王手になります(両王手)。両王手は2つの王手を一度に防げないので、2二の歩で桂を取っても詰みです。ここで▲2三桂成とすると成桂は1一に利かず、香の王手だけになるので、△1二銀と合駒をされて詰みません。
形を覚えたら、練習問題の1問目から順に解いてみてください。3手詰に進むときは3手詰 入門、詰将棋の約束ごとは詰将棋のルールにまとめています。