エルモ囲い(エルモがこい)
将棋ソフト「elmo」が使って広まった、対振り飛車の急戦用の囲い。見た目以上に崩れにくい形です。
局面図
- 玉
- 7八
- 銀
- 6八
- 金
- 7九・5九
玉を7八に移し、左の銀を▲6八銀、6九の金を▲7九金と玉の下に入れます。右の金は状況を見て▲5九金(または5八)に寄せます。図では右の銀も▲5七銀右と中央に出しています。
長所
- 玉の周りの金銀3枚がつながっている。
- 玉の下の金が8八をカバーし、6九方面への逃げ道も残る。
- 9九に馬を作られたときや、8七を狙われたときに舟囲いより安全。
短所
- 持久戦の囲いに比べると薄く、あくまで急戦向き。
組み方
- ▲6八玉→▲7八玉。
- ▲6八銀(7九の銀を6八へ)。
- ▲7九金(6九の金を7九へ)。
- ▲5九金(4九の金を5九へ)。
歴史・由来
2017年の世界コンピュータ将棋選手権で優勝したソフト「elmo」が振り飛車に対して使い、名前が付きました。elmoは2020年に、ソフトとして初めて升田幸三賞を受賞しています。
主な戦法
関連する囲い
参考資料
- Wikipedia「美濃囲い」
- Wikipedia「穴熊囲い」
- Wikipedia「矢倉囲い」
- Wikipedia「舟囲い」
- Wikipedia (EN) “Castle (shogi)”
- 日本将棋連盟 コラム「穴熊の崩し方 vol.1」
最終更新: 2026-10-17