雁木(がんぎ)
左右の銀を6七・5七に並べ、角を8八に置いたまま戦える相居飛車の作戦です。近年プロでも多く指されています。
手順
▲6九玉。玉を雁木囲いの中へ入れました。
雁木は、2枚の銀を横に並べて中央を厚くする囲いと、それを生かした戦い方のことです。図では先手が▲6七銀・▲5七銀と銀を並べ、▲7八金・▲5八金、▲6九玉と組んでいます。
狙い
- 角を8八に置いたまま(居角)攻めに参加させられます。
- 2枚の銀で中央が厚く、右の桂も攻めに使いやすい形です。角交換になってもあまり困らない柔軟さがあります。
- 一方で6七の地点は銀1枚しか守っておらず、7六の歩も守りが薄いのが弱点です。
対策
- 相手は6筋・7筋や玉頭から攻めるのが一般的です。
主な囲い
歴史
江戸時代初期の檜垣是安が始めたとされ、木村義雄が多用して「木村不敗の陣」とも呼ばれました。2017年ごろからはコンピュータの影響と矢倉の減少もあって、プロでの採用が急に増えました。
関連する戦法
参考資料
最終更新: 2026-10-17