石田流(いしだりゅう)
三間飛車の一種で、▲7五歩と▲7六飛の形を作り、飛車・角・桂で素早く攻める振り飛車の戦法です。
手順
▲7六飛。飛車が浮いて石田流の形が完成。
角道を止める前に▲7五歩と突き、▲7八飛と三間飛車に振るのが特徴です。図は升田式石田流の例で、玉を2八に移して▲3八銀と囲ったあと、▲7六飛と飛車を浮いて石田流の形を作っています。
3手目に▲7五歩、5手目に▲7八飛とする序盤は「早石田」と呼ばれ、角交換を恐れずに攻める鋭い指し方です。
狙い
- ▲7五歩+▲7六飛の形で飛車を横にも縦にも使い、角・桂と連携して攻めます。
- 古典的な「本組み」は、角を9七、桂を7七に置く形です。
対策
- 居飛車側の古典的な対策は棒金(金を5筋・6筋に繰り出して石田流の攻めを押さえる)です。江戸時代の川柳にも、石田流が棒金に負ける様子が詠まれています。
主な囲い
歴史
江戸時代の盲目の棋士・石田検校が始めたと伝えられます。1971年4月の第30期名人戦第2局で升田幸三が採用し(升田式石田流)、その七番勝負では7局中5局で指されました。鈴木大介の「新・早石田」は升田幸三賞を受賞しています。
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参考資料
最終更新: 2026-10-17