美濃囲い(みのがこい)
振り飛車の最も基本的な囲い。少ない手数で組め、横からの攻めに強いのが特長です。
局面図
- 玉
- 2八
- 銀
- 3八
- 金
- 4九・5八
飛車を振ったあと、玉を5九→4八→3八→2八と右へ移し、右の銀を3八、左の金を5八に上げれば完成です。4九の金は最初の位置のままで使います。図は四間飛車からの例です。
振り飛車の囲いの基本形で、ここから高美濃・銀冠へと発展させていくことができます。
長所
- 金銀が低く連結していて、横からの攻めに強い。
- 組むのに必要な手数が少ない。
- 玉が安定しているので、振り飛車側は飛車を切って攻める決断がしやすい。
短所
- 端攻め(1筋)と、玉頭(上部)からの攻めに弱い。
- 上部を破られると、2八の地点に駒を打たれて受けがなくなりやすい。
- 3六への桂打ちなどの急所を突かれると崩れやすい。
組み方
- 飛車を振る(四間飛車なら▲6八飛)。
- ▲4八玉→▲3八玉→▲2八玉と玉を右に移す。
- ▲3八銀と右の銀を上げる。
- ▲5八金左と左の金を上げる。
- (必要に応じて)▲1六歩で玉の逃げ道を作る。
居飛車側が急戦で来そうなときは、玉の移動を優先して早めに囲いを完成させます。
主な戦法
よくある質問
美濃囲いはどう崩されやすいですか?
代表的なのは端攻めと、玉頭への攻めです。端歩を突き捨てて香や桂で攻める、2筋・3筋から歩や銀で上部を押さえる、といった攻めが典型です。
関連する囲い
参考資料
- Wikipedia「美濃囲い」
- Wikipedia「穴熊囲い」
- Wikipedia「矢倉囲い」
- Wikipedia「舟囲い」
- Wikipedia (EN) “Castle (shogi)”
- 日本将棋連盟 コラム「穴熊の崩し方 vol.1」
最終更新: 2026-10-17