横歩取り△8五飛(よこふどりはちごひ)
横歩取りで、後手が飛車を8五に引いて構える戦法。考案者の名から「中座飛車」とも呼ばれます。
手順
△8五飛。飛車を5段目に引く「中座飛車」の形です。
横歩取りの後手番の作戦です。△3三角で角道を通し、先手が▲8七歩と打ったところで飛車を△8五飛と5段目に引きます。玉は中原囲いに固め、飛車・角・両方の桂で攻めるのが狙いです。
狙い
- 5段目の飛車は横に広く利き、攻めにも受けにも働きます。
- 金銀4枚を自陣に残して守りを固め、攻めは大駒と桂に任せます。
- プロで一時は後手の勝率が7割近くあったといわれ、横歩取りの主流になりました。
対策
- 先手は新山崎流など、△8五飛の形に対する専用の作戦が研究されています。
主な囲い
歴史
1997年8月26日、中座真がC級2組順位戦で初めて指しました。野月浩貴が採用して広め、井上慶太がA級で指して一気に流行し、「生みの親が中座、育ての親が野月、世間に広めたのが井上」といわれます。中座は1998年度の升田幸三賞を受賞しました。
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参考資料
最終更新: 2026-10-17