銀冠(ぎんかんむり)
玉の上に銀をかぶせた形の囲い。上部に厚く、終盤まで粘り強い振り飛車の持久戦の囲いです。
局面図
▲3八金。銀冠の完成です。
- 玉
- 2八
- 銀
- 2七
- 金
- 3八・4七
高美濃から▲2六歩と突き、3八の銀を▲2七銀と上げ、空いた3八に▲3八金と金を寄せると銀冠です。銀が玉の頭に冠のように乗る形から名前が付いています。
長所
- 上部からの攻めに強く、終盤の戦いに強い。
- 玉の逃げ道が広い。
短所
- 銀を2七に上げてから3八に金が入るまでの間が、とても弱い瞬間になる。
- 桂を跳ねると2七の銀の守りが弱くなるので、大山康晴は「銀冠では桂を跳ねるな」と教えている。
組み方
- 高美濃を完成させる。
- ▲2六歩。
- ▲2七銀(3八の銀を2七へ)。
- ▲3八金(4九の金を3八へ)。
▲2七銀と▲3八金は続けて指すのが原則です。間に相手の攻めが入ると危険です。
主な戦法
関連する囲い
参考資料
- Wikipedia「美濃囲い」
- Wikipedia「穴熊囲い」
- Wikipedia「矢倉囲い」
- Wikipedia「舟囲い」
- Wikipedia (EN) “Castle (shogi)”
- 日本将棋連盟 コラム「穴熊の崩し方 vol.1」
最終更新: 2026-10-17