四間飛車(しけんびしゃ)
飛車を左から4筋目(先手なら6筋)に振り、美濃囲いで固める、振り飛車で最もよく指される戦法です。
手順
▲6六歩で角道を止め、▲6八飛と飛車を振ってから、玉を▲4八玉→▲3八玉→▲2八玉と右に移して美濃囲いに組みます。図は▲3八銀まで進み、美濃囲いの形ができつつある局面です。
狙い
- 攻めと守りのバランスが良く、振り飛車の中で最も指されている戦法です。
- 相手の仕掛けを受け止め、駒を捌いて反撃するのが基本の考え方です。
- 向かい飛車・中飛車・石田流への転換や、四間飛車穴熊にする選択もある柔軟な戦法です。
対策
- 居飛車側の急戦(舟囲いからの4五歩早仕掛け、斜め棒銀、右四間飛車、エルモ囲い急戦)と、持久戦(左美濃、居飛車穴熊、ミレニアム)があります。
主な囲い
歴史
現存最古の棋譜とされる1607年の大橋宗桂と本因坊算砂の対局で、後手の算砂が四間飛車を指しています。美濃囲いと組み合わせた四間飛車は、1839年の『将棋早指南』で解説されています。
よくある質問
四間飛車は初心者に向いていますか?
向いています。駒組みの手順がほぼ決まっていて、美濃囲いも少ない手数で組めます。相手の攻めを受けてから反撃する考え方を学ぶのにも適しています。
関連する戦法
参考資料
最終更新: 2026-10-17