居飛車穴熊(対振り飛車)(いびしゃあなぐま)
振り飛車を相手に、玉を9九の隅まで潜らせて穴熊に固め、堅さを生かして攻め合う居飛車の持久戦です。
手順
▲7七角で8八を空け、▲8八玉→▲9八香→▲9九玉と玉を隅に入れ、▲8八銀・▲7九金・▲7八金でふたをします。図は穴熊が完成し、右の銀を▲5七銀と中央に出したところです。
狙い
- 振り飛車の美濃囲いより堅い囲いを作ってから戦い、攻め合いで勝つことを狙います。
- 穴熊は王手がかかりにくいので、大駒の交換や駒損の攻め合いでも強気に戦えます。
- 組むのに手数がかかること、玉が相手の角の筋にいること、端攻めに弱いことが弱点です。
対策
- 藤井システム(穴熊が完成する前に攻める)、角交換振り飛車、端攻め、三間飛車の中田功XPなどが対策として知られています。
主な囲い
歴史
田中寅彦が体系化し(公式戦で最初に指したのは1976年10月8日)、1977年ごろから流行しました。プロでの最初の例は1951年の原田泰夫とされます。
関連する戦法
参考資料
最終更新: 2026-10-17