十字飛車(じゅうじびしゃ)

飛車の縦と横の利きで相手の駒2枚を同時に狙う両取りの手筋で、紐の付いていない浮き駒が並んだときに狙えます。

飛車・角の手筋問題つき

十字飛車とは

3手目/ 3手▲6五飛
図:▲2五飛で銀と角の両取り

飛車の縦と横の利きで、2枚の駒を同時に狙う両取りです。相手の駒が浮いている(紐が付いていない)ときに狙えます。

図で見る

▲2五飛と2五の歩を取ると、飛車の横の利きが6五の銀に、縦の利きが2二の角に届きます。どちらにも紐が付いていないので、後手は片方しか助けられません。図のように△3三角と角を逃がせば、▲6五飛で銀を取ります。

使いどころ

  • 紐の付いていない相手の駒が、飛車の縦と横の線上にあるとき
  • 横歩取りや相掛かりなど、飛車が中段で動き回る将棋
  • 歩を取りながら、両取りの位置に飛車を移せるとき

注意点・よくある失敗

  • 狙う駒に紐が付いていると、取っても取り返されます。
  • 飛車が中段に出ると、逆に飛車を追われやすくなります。

問題に挑戦

後手の銀が6五、角が2二、歩が2五にあります。先手の2八の飛車で駒得する手は?

実戦で使ってみる

コンピュータ対局で、この形を狙ってみましょう。終局後の「この対局で出た技」と技図鑑に記録されます。

コンピュータと対局技図鑑を見る

よくある質問

十字飛車と格言「飛車は十字に使え」は同じですか?

格言は飛車の縦と横の利きを両方生かせという意味で、十字飛車はそれを両取りに使う具体的な手筋です。

浮き駒とは何ですか?

味方の駒の利きがなく、取られても取り返せない駒のことです。十字飛車などの両取りは、浮き駒を狙うと決まりやすくなります。

竜でも十字飛車になりますか?

なります。竜は飛車の利きに斜め1マスが加わった駒なので、同じように縦横で両取りをかけられます。

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参考資料

最終更新: 2026-10-17