横歩取り △4五角戦法(22手目△6七角成)
△4五角戦法で後手が22手目に△6七角成と踏み込む変化を解説します。危険に見える攻めですが、底歩や金の寄りで正しく受ければ先手が有利を保てます。
この講座の解説(手順つき)
盤面の解説を、手順に沿って通して読めます。局面は上の盤で一手ずつ確認してください。
- 開始局面
横歩取り△4五角戦法で、後手が22手目に△6七角成と踏み込む変化です。解説は20手目から始まります。
- 20手目 △4五角
△4五角はこの横歩取りの変化の要となる手です。
狙いは6七の歩を取ること。8八の銀と6七の歩の両方を守っている金が、受けの負担過多になっていることを突いています。
- 21手目 ▲2四飛
▲2四飛が本線で、2一の桂を狙って反撃します。
- 22手目 △6七角成
では、後手が6七を取るとどうなるでしょうか?
実はこれは無理攻めで、正しく受ければ先手がはっきり優勢になります。
- 24手目 △8八飛成
後手は銀を取り、危険な龍を作って侵入します。
- 25手目 ▲2一飛成
しかし先手は反撃して桂を取ることができます。
- 27手目 ▲6九歩
底歩が最も堅い受けです。
- 28手目 △5五桂
後手は△5五桂と打って金を狙い、攻めを続けます。
- 29手目 ▲6八金
単に引くのが好形で、金が底歩に支えられています。
- 31手目 ▲5八金寄
この局面では、横に寄ってもう1枚の金と連携するのが最善の受けです。
- 34手目 △6七金
後手はさらに金を打って攻めを続けます。▲5六銀と銀を打つのが最善の受けです。
- 35手目 ▲4八金
▲4八金も可能ですが、ややリスクがあります
- 36手目 △2七歩
後手は歩を打って銀を動かそうとします……
- 39手目 ▲2四桂
▲2四桂は攻めを続ける自然な手ですが、後手には強力な反撃があります
- 40手目 △6八金
大胆な金捨て!
- 41手目 ▲4九玉
先手は玉を逃げる必要があります(変化を参照)
- 45手目 ▲3九銀
先手は受ける必要があります(別の手順を参照)
- 48手目 △5八龍
△5八龍と龍を動かすだけで、5七を取っての詰みを狙っています。
- 50手目 △4五香
△4五香は見事な香打ちで、攻めを継続しながら角筋を止めています
- 51手目 ▲2六銀
先手の玉は銀を見捨てて逃げるしかありません。
形勢はまだ先手がやや有利ですが、何が起きてもおかしくありません。
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